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フォニックスって何?
フォニックスとは、文字が持つ音や字系列、音節を学ぶことによって、単語を読んだり発音できるようにするための教授法です。
1) 26文字の英語のアルファベットは、18の子音、7つ(2字1音) の連字音、19の母音を含む44の英語の「音」が組み合わさって使われます。
2) これらの44音ほとんど全てが多種多様な綴りを持っています。
a. 事実上、これらの44音を組み合わせると300を超える標準的な綴りのパターンがあります。それらの69文字の1音以上は、アルファベット順で書かれた他のどの言語にも似ていません。参照:1,000以上を超える例外の綴りパターンもあります。
b. フォニックスは、子ども達が速く効率的に文字を読めるようにするための教授法です。次のように教えていきます。
3) それぞれの文字がどのような「音」を形成しているのかを認識できるようにする。
4) 文字が組み合わさった時(shやooのように左から右に音をつなぐもの) を単語の中で見分けられるようにする。
しっかりとフォニックスの知識がつくと、子ども達はたとえ初めて見聞きする単語でも解読できるようになります。これが読解における始めの大事なステップです。
フォニックスを学ぶ主な利点のひとつは、子ども達が自分で単語の意味をつかめるようになることです。つまり、読む作業において手助けがいらなくなります。文字の音やグループ化した文字の音を学んでいれば、初めて遭遇する文字すら解読できるのです。それができれば、子ども達は、ひとりでにすさまじいスピードで言葉を学んでいけます。
フォニックスを学ぶもうひとつの利点は、子ども達が既に知っている言葉の基礎作りをしてくれるということです。フォニックスの基礎作りをしておくと、初めて遭遇する言葉でもすっとやさしく読め、意味をなす単語として認識できるようになります。加えて、フォニックスを練習すれば、文節全体を捉えられるのでより早く読める手助けにもなります。ひとつずつ音素確認をしなくても、それぞれの単語の意味をつかみつつより速く流れるように読めるのです。
フォニックスを学ぶ最終的な効能は、何と言ってもレッスンやアクティビティの中で読むことと書くことの両方が培われるということです。音の練習をしながら書くトレーニングをすることでどのように文字が組み合わさっていくのかを同時に学んでいきます。
子ども達が速く効率的に読めるようになる最高の方法がフォニックスです。たとえ知らない単語ですら、自分の持ち得た技法によって音声化できるのです。統計によるとフォニックスは、カナダ諸国で学ぶ子ども達にとって最も高水準なシステムであると言われています。今や、このシステムを導入することが幼稚園から小学校での必須条件です。
語彙力の発達を結び付ける研究は、子ども達がどれくらいの音を認識するかによって示されます。母国語で考えても子ども達は、1年間2,000,000~11,000,000語を超える音を聞いています。子ども達は、両親、先生、兄弟などの発する言葉や文字、行動をよく見聞きすることを根底に母国語を素早く身につけます。新たな言語を速く効率的に学ぶためには、認識し、聞いたり、繰り返し言ったり、動きをつけてなるべくその新しい言語に触れ合うことが重要です。
「反復というのは、学習における母であり、行動(動き)における父と言えよう。父母こそが、偉業という建築物を作りあげるのだ!」― ジグ・ジグラー
低学年の平均で年間約3,000語を習得します。
--1日に換算するとたった8語です。(バウマン&カミヌイ1991; ベック&マッキューウェン1991; グレイブズ1986)
子どもの学習能力は、彼らが見聞きする音のグループを認識する力に強く関わってきます。認識できる音こそ意味を成すのです。だからこそ、アンダーソン イングリッシュは、このシステムを採用しているのです。
✓ 筆記能力― 大小アルファベット26文字
➥ アルファベット順104語彙
✓ 口頭能力
✓ アルファベット順42音 プラス それぞれの86通りの筆記
✓ ビデオディクショナリー プラス 筆記
➥ 自宅学習(宿題)として出している20~30個の単語やフレーズ
✓ 105の子音―長母音の組み合わせ
➥ 長音と母音が織りなす105単語のマッチング
✓ 105の子音―短母音の組み合わせ
➥ 子音と母音が織りなす105単語のマッチング
✓ 22の助詞(前置詞)ジェスチャー付き
➥ 「時」の言葉と組み合わせた助詞
❀ On + 曜日(7曜日)
❀ At + 時刻(時刻も読めなければなりません)
❀ In + 月名(12カ月)
✓ 初級者文法
➥ 未来形、現在進行形、過去形
❀ 単純な活用
✓ テスト― 上記の全内容を口頭で発表できる能力